100BANホール EVENTS

2023 2.17 FRI

” Bluemanship Live in Kobe” <日吉直行・小美濃悠太・浅井良将>

—青い人たちの物語。 夢のつづきと、未来のかけらを携えて、 拙さの彼方に、船を漕ぐ。 

音楽家 日吉直行によるオリジナル曲と初めての組み合わせとなる3人の即興演奏がブレンドされた音楽が奏でられる。

■Date: 2023.2.17 (金)
■Time: 19:30~ (19:00 open, 2 stages)
■Players:日吉直行(p) 浅井良将(sax)小美濃悠太(b)
■Music Charge:前売¥3,000 当日¥3,500 学生¥1,500
■主催・企画:瞑奏録音
■Reservation: 100BANホール(078-331-1728, hall(a)100ban.jp)もしくは瞑奏録音(meisourecord(a)gmail.com)までご連絡下さい。
※メールの場合、①お名前 ②電話番号 ③人数をご明記の上、お申し込みください。

 

[出演者紹介] 

日吉直行(ひよし なおゆき)|音楽家, ピアニスト
『皆さん、要注意です。柔和な頼りなさそうなこの顔にだまされないでください。この男、いったん弾かせると「おぬしなかなかの使い手 油断ならぬな」に豹変します。』(文:谷川賢作)
1986年宮崎県延岡市生まれ。ピアノから紡がれる枠に囚われない自由な発想と音遣いは、即興と作曲の境目を漂いながら、ご縁のある各地で ”ありそうでなかった音楽” を奏でる。 高校時代より演奏活動を始め、神戸大学発達科学部人間表現学科1期生として入学後、同大学院修士前期課程修了(芸術修士)。特に音楽哲学や即興、現代音楽に深く付き合ったことが現在の活動の下地になっている。2012年、谷川俊太郎氏の息子・音楽家 谷川賢作氏と録音技師 五島昭彦氏との出会いを契機に、様々な編成でのライブ、ジャズフェスティバル・TVやラジオ番組への出演、ドキュメンタリー映像の音楽を担当したほか、美術、文学、舞踏、生け花などの異ジャンルとの共演・共作を行う。 2019年に自身の音楽活動の柱として自主レーベル「瞑奏録音」を立ち上げ、ピアノソロ企画、日本を代表する即興演奏家 芳垣安洋・水谷浩章両氏とのユニット、ピアノとベースやピアノと歌などの様々なユニットでのライブ活動など、多岐にわたる演奏活動を繰り広げている。 また、法哲学者 那須耕介氏との音楽対談企画、イラストレーター・デザイナーなどとの共作、即興演奏と生音の空気感で曲と音を紡いでいく結婚式演奏、音楽療法に関わる企画のほか、大学での講義や小・中学校での演奏公演などを通じて音楽の学びや教えを広めつつ、その可能性を広げる企画や作品作りに積極的に注力し続けている。

浅井良将(あさい りょうすけ)|アルト・サックス
1985年11月30日兵庫県神戸市に生まれる。神戸市立港島小学校でトランペット鼓隊に所属し、トランペットを始める。私立甲南中学・高等学校で、甲南ブラスアンサンブル部に所属し、アルトサックスを始める。 2002年関西を中心とする中高生のビッグバンドジャズのコンテストであるStudent Jazz Festivalでは兵庫県知事賞を受賞。ビッグバンドをするかたわらアドリブに興味を持ち、江藤嘉昭氏に師事。同クラブ引退後、小曽根啓氏に師事。 2004年11月学生有志で参加した芦屋の老舗Left Aloneで開催されたアマチュアバンドオーディションでは最優秀ソリスト賞を受賞。私立甲南大学に進学するも中退。音楽の道を志し甲陽音楽学院へ入学し、荒崎英一郎氏、ランドールコナーズ氏に師事。  2006年第一回豊中ジャズコンテストではグランプリを受賞。同年6月,アメリカのケンタッキー州ルイビル大学で開催されたデイブ・リーブマン氏主催のInternational Association of School Jazz(I.A.S.J)に甲陽音楽学院の学生選抜として参加。 甲陽音楽学院修了後本格的にプロとしての活動を開始。2007年第一回神戸ネクストジャズコンペティションでは準グランプリを受賞。インターネットサイトJazz Pageにおける、人気投票では、2012年度サックス部門で第一位に選ばれる。2013年NHK-FMのラジオ番組「セッション2013」に自身のバンドで出演。その模様は公開ライブ収録され全国放送される。

小美濃悠太(おみの ゆうた) |コントラバス
1985年、東京生まれ。一橋大学社会学研究科修了。幼少の頃より続けていたエレクトーンを通じてジャズに出会う。高校に入学後、ジャズを演奏できる楽器を習得するために吹奏楽部に入部。コントラバスとエレクトリックベースを平行して学ぶ。大学進学後、千葉大学モダンジャズ研究会に入部。本格的にジャズを学び始める。在学中から演奏活動を開始し、現在は東京を中心に首都圏全域で活動している。サックス奏者 臼庭潤のバンドへの参加を皮切りに、日本を代表する数々のジャズミュージシャンとの共演を重ねる。ツアー、レコーディングへの参加は枚挙に遑がない。またジャズ以外のフィールドでも、世界的なボサノバシンガー・小野リサの中国ツアーや、日本を代表する雅楽師・東儀秀樹と、世界的なバイオリニスト古澤巌による全国ツアー、フランスの誇るバイオリニストFlorin Niculescuの国内ツアーなどに参加。大竹しのぶ主演「ピアフ」、山本耕史主演「ヴォイツェク」、昆夏美 伊礼彼方 廣川三憲主演「星の王子さま」など、ミュージカル・音楽劇での演奏も多数。自身のプロジェクトとして、2015年にはピアノトリオ”Tre farger”の1stアルバムをリリースし、全国ツアーを成功させる。翌年2016年にはライブ録音の2ndアルバム”Live at The Glee”も発売。Tre fargerを通じてヨーロッパのアーティストとの交流を深め、2017年にはポーランド人ドラマーAlbert Karchとの共同プロジェクトで日本ツアーを成功させた。2018年にはCopenhagen Jazz Festivalに自身のカルテットで出演。また帰国後も再び日本ツアーを成功させた。同年、Copenhagenで出会ったLo Ersare(vo,banjo)、旧知の大森聖子(piano)とともにレコーディングおよび日本ツアーを行い、コンサート限定でのアルバムをリリース。2019年にはコペンハーゲンでのレコーディングを行い、11月にフルアルバム”tiny big”をリリース。ジャズベースを山下弘治氏、アルコ奏法を高西康夫氏、斎藤輝彦氏に師事。

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